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近年多くの企業では給与明細の電子化が進んでいます。紙資源を利用しないエコなどの環境的観点や、管理側のデータの整理の簡易化と効率化などの観点などから、今後も社員母体数の多い企業などでは利用される機会が増えると予想されます。給与明細の電子化の利用者側のメリットは何処にいても確認することが出来るので、出先で給料日を迎えても確認することができます。しかし反対にデメリットとしては、インターネット上に自分の給与明細のデータが蓄積されてしまうということです。給与という個人情報の一つの処分が自分では管理しきれない可能性があり、その情報の取り扱いには十分注意を払う必要があります。また、多くのウェブサイトでは、ある一定の期間で蓄積されていたデータが自動的に削除されて行きます。そういった不可抗力によって数年前の自分の給与を確認したいと思った時に自分の都合ではなく、情報が破棄されてしまうという問題もあります。紙媒体であればその情報の破棄については自分でコントロール出来るので、情報漏洩のリスクマネジメントや、保存期間についても利用者次第でした。やはり、電子化によってもたらされる多くのメリットは会社側の管理統制の部分が強く、デメリットについて目をそらす事は難しいです。小さな店舗や企業での給与管理においてはまだスタンダードな形ではありませんが、近い将来にはより自動的に、また効率的な手段として個人情報であったとしてもインターネットの利用は普及していくでしょう。